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小児の便秘治療で使用するお薬のご紹介
2024-10-15
当院では小児(0歳~15歳未満)の便秘治療も行っています。
今回は、小児の方に使用できるお薬を紹介します。
◇浸透圧性下剤:便を軟らかくして出しやすくします。
酸化マグネシウム…粉薬、錠剤があります。当院では酸化マグネシウムとビオフェルミン配合散®を混ぜることもあります。
ラクツロースシロップ…甘いシロップです。
モビコール®…粉のお薬で水にとかして飲みます。水以外の飲み物にも溶かすことができます(スポーツ飲料や牛乳など)。
◇刺激性下剤:腸を刺激して排便を促します。
ピコスルファート内用液®…水に溶かして内服します。量が少量なのでアイスクリームなどの食べ物に混ぜることもできます。
◇漢方薬:医師の判断のもと、必要な場合に使用します。
大建中湯…お腹の動きを良くします。
小建中湯…体力をつけ、腹痛を改善します。
大黄甘草…腸を刺激して排便を促します。
◇整腸剤:腸内環境を整えます。
ビオフェルミン配合散®、ミヤBM®
◇坐薬・浣腸:直腸に便の塊がある場合に使用します。
テレミンソフト坐剤®、グリセリン浣腸®
上記のお薬は当院で採用しているものです。これら以外にも小児の方に使用できる薬はあります。また、お薬が必要かどうかは患者さんの状態によって異なります。
当院の小児便秘外来についての詳細はこちらのページをご覧ください。>>https://www.takano-hospital.jp/department/specialty_care/dept13.html
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