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肛門科

肛門科は肛門周囲の病気を診断・治療する科です。
高野病院では年間1,436件の肛門手術を行っています(2023年度実績)。経験豊富な専門医が患者様のプライバシーに十分配慮した診察・検査・治療を行っています。また、肛門科受診にためらいがある女性の為に女性専用外来を開設し受診しやすい環境作りにも努めています。
当院では病気を確実に治すだけでなく、肛門機能の温存を重視した治療を行っています。

主な対応疾患

3大肛門疾患と言われる痔核痔瘻裂肛をはじめ、血栓性外痔核膿皮症毛巣瘻肛門周囲皮膚炎肛門ポリープ尖圭コンジローマ直腸粘膜脱直腸脱直腸瘤直腸肛門狭窄括約不全、etc.など。

その他の肛門疾患情報はこちらをご覧ください

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肛門科の診察

肛門の診察にあたって、まず詳しい問診を取り、何で困っているのか、何を問題としているのかを知ることが大切です。
診察の時には左を下にして横向きにベットに横になって、腰をベットの縁までくるように強く後ろへ引きます。上半身は少しうつぶせにし、右膝を強く、左膝を軽く曲げた姿勢をとります。(シムス体位)女性の場合にはタオルをかける、必ず看護師がつきそう等、羞恥心を少なくするよう心がけています。
まず最初に視診といって肛門周囲を眼で見て確認した後、指診といって指を肛門の中へ挿入して肛門内の状態や括約筋といわれる筋肉の状態を調べます。最後に肛門鏡と呼ばれる器具を使って診察をします。
腹部の診察も行います。仰向けになり、両ひざをたてます。ひざを立てることにより腹部の緊張がとれます。

シムス体位 腹部の診察

肛門科の特徴

肛門疾患の救急対応

夜間、休日の急性の痔核の出血や強度の疼痛を伴う嵌頓痔核、肛門周囲膿瘍、フルニエ症候群などの疾患に対応できる体制を整えています。
時間外(平日 16時30分〜8時30分、土・日 11時30分〜8時30分、祝日)にご来院の際は下記へお電話ください。

他科との連携

当院は大腸肛門疾患の関連診療科を擁しており、他科との連携をとりながら肛門疾患の治療を行っています。

他科との連携 図

難治性疾患への対応

難治性痔瘻、肛門括約筋不全や直腸膣壁弛緩、直腸脱など肛門機能低下に対する治療や近年増加しているクローン病に合併する肛門疾患にも積極的に対応しています。

診療実績(2022年度)

診療実績

診察担当表

当院が初めての方は予約の必要がありません。2回目以降の方はご予約をお勧めいたします。女性外来は完全予約制です。

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