栄養科

高野病院栄養科では、肛門術後の治療食として、2分搗き米を使った高繊維食を提供しています。また、炎症性腸疾患を含む大腸疾患や腸術後の食事として、低脂肪、低残渣(食物繊維を控えた)消化の良い食事を提供しています。
栄養科特徴
食事では、肛門疾患、腸術後食、IBD食、糖尿病食など対応しています。食事サービスにも力を入れ、行事食や季節食なども月に1~2回開催しています。また、疾患に応じた栄養指導も個別に行います。栄養管理では、NSTチームの一員として栄養管理面のサポートを担当しています。その他、院外に向けた栄養教室、講演会、各種イベントなどに積極的に取り組んでいます。
入院中の食事
高繊維食の提供(肛門疾患、NISを中心に食物繊維の多いメニューを提供)
低繊維・低脂肪の食事(炎症性腸疾患、腸術後)
スマイルメニュー(緩和ケア病棟、化学療法中の食事対応)
高繊維レシピの紹介
栄養指導
院内栄養教室(退院後の食生活について) 月2回開催(第1・第三火曜、16:30~)
入院栄養指導(各疾患に対して、パンフレット、献立を用い指導)
外来栄養指導(各疾患に対して、パンフレット、献立を用い指導)
外来クローン病患者さんへ毎月身体計測・食事問診を行い栄養管理に努めています。
NST活動について
外科手術症例を対象とした外科NSTでは、術前の栄養状態の把握や、術後の栄養状態を速やかに改善させるためチームで検討し、適宜栄養剤の検討を行います。
炎症性腸疾患症例を中心に内科NSTでは、主に腸の所見、検査データをもとに、チームでカンファレンスし治療方針を決定していきます。
また、外科の症例検討会、緩和ケアカンファレンス、大腸肛門機能科カンファレンスなどに参加し、情報収集・提供に努めています。
啓発活動
外部講演(生活習慣病予防の食生活、がん予防の食生活など担当)
料理教室(便秘予防、生活習慣予防、IBD栄養教室)
イベント
リレーフォーライフ(がん患者支援イベントの食事提供担当)
食事サービス
入院患者様に月1回季節の行事食をご提供しております。
栄養科ブログ
活動やレシピのご紹介しております。
栄養科だより
炎症性腸疾患の患者様にむけた情報誌を発行しています。(3回/年)
29号 | 食べすぎ | ||
27号 | おやつの選び方 | 28号 | 水分補給 |
25号 | 調理の工夫について | 26号 | ストレスと栄養 |
23号 | 免疫力を整える食事 | お正月料理の選び方について | |
21号 | IBDにおける香辛料について | チーズ | |
20号 | カフェインについて | 19号 | カルシウムが摂れるおやつについて |
18号 | 震災時の栄養補給 | 17号 | 体重・体脂肪率データの見方 |
16号 | バランスの良い食事について | 15号 | 米粉について |
14号 | 夏バテ予防 | 13号 | 水分摂取 |
12号 | プロバイオティクス | 11号 | カルシウムについて |
10号 | 微量元素について | 09号 | 鉄分の栄養補助食品について |
08号 | 鉄分について | 07号 | ビタミンの栄養補助食品について |
06号 | ビタミンについて | 05号 | 食品の選び方(嗜好品、その他) |
04号 | 食品の選び方(油脂類編) | 03号 | 食品の選び方(副菜編) |
02号 | 食品の選び方(主菜編) | 01号 | 食品の選び方(主食編) |
専門資格
日本臨床栄養代謝学会 栄養サポートチーム専門療法士
日本病態栄養学会 病態栄養専門管理栄養士
NSTコーディネーター