当院で利用される主な社会福祉制度
身体障害者手帳
当院で主に申請する障害名は、ぼうこう又は直腸・機能障害と小腸機能障害です。
ぼうこう又は直腸機能障害
病気のために手術で永久的な人工肛門や人工膀胱(尿路変更を含む)を造られた方、または小腸と肛門をつなぐ手術を受けられた方で、完全便失禁があり肛門の周囲のかぶれや高度便秘がある方などが対象となります。
小腸機能障害
小腸の疾患により手術で小腸を切除した方や経口からの栄養補給が困難で経管による栄養補給が必要な方などが対象となります。
手帳を申請することによって、税金の控除や公共交通機関の割引サービスなどを受けることができます。また、人工肛門や人工膀胱をお持ちの方は、手続きをすることによりストーマ装具の給付を受けることができます。
障害年金
疾患による障害を負ったことで働く上で、あるいは日常生活を送る上で困難がある人に支払われる年金のことで、身体障害者手帳が生活のしづらさを支えるものであるのに対し、障害年金は経済的な支援を行う制度です。加入年金保険によって要件などが変わります。
指定難病制度
以前の特定疾患制度から平成27年1月より指定難病制度に移行致しました。当院では主に炎症性腸疾患の方が対象となります。申請により医療費の助成制度があります。その他就労支援などのサービスも受けることができるようになりました。
その他
医療費や介護に関する福祉制度など