スタッフブログ
【放射線科】ディフェコグラフィーって何?
2016-12-05
こんにちは。放射線科です。
当院では排便障害の患者を対象に、排便造影検査いわゆるディフェコグラフィーと呼ばれる検査を行っています。県内でもこの検査を行っているのはおそらく唯一だと思います。
検査方法として、バリウムと小麦粉を混ぜ合わせた疑似便を用い、透視台に備えつけてあるポータブルトイレに座って検査を行います。このとき、排出に至る様子をX線の透視下で観察することで直腸の形状や動きを把握します。
検査を行う方のほとんどは排便困難や便失禁を訴える方で占めています。また、疑似便とはいえ排便を行うという行為は羞恥心を伴うために抵抗を感じる方が多いとは思いますが、検査室自体は個室で周囲からの目を気にしないようカーテンで閉め切るなどプライバシーには十分配慮しています。
便秘などで日頃悩んでいるそこのアナタ!一度高野病院で検査を行ってみませんか?きっと原因を見つける手がかりになってくれるはずです!
↑↑画像は直腸の前壁(膣の後壁)が弱まり、袋状となって便が停留している状態を示し女性に多く見られます。本検査はこのような形態的変化を把握するのに非常に役立っています。
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