看護部です。

当院では患者さまの満足度向上のため、退院時に「アンケート」のご協力をお願いしています。

それに加え、病棟では肛門疾患の患者さまに対して、入院してから3～5日後に「中間アンケート」を書いてもらっています。

この「中間アンケート」は、“患者さまが現在抱いている不安や不満、疑問を知り、入院中に解決しよう”というのが目的です。

入院された患者さまにはそれぞれ担当看護師がいます。

「中間アンケート」は担当看護師が責任を持って患者さまにお渡しし、受け取るようにしています。

即座に対応できる内容についてはその日のうちに解決し、「設備」や「他部署での対応」の意見に対しては、担当看護師が責任を持ってその部署に伝達し、部署内で検討してもらっています。

いただいた意見では、

「退院後の自宅や勤務先での排便管理の仕方が不安です」

「お尻は自分では見えない部分なので、どのような状況なのかもっと詳しく知りたい」

「退院後どれくらいから仕事ができるのか知りたい」

「再発しないか心配」

「退院の目安を知りたい」などがあります。

患者さまが抱いている不安を主治医や病棟薬剤師、病棟栄養士、医療ソーシャルワーカーと連携を取りながら、ひとつづつ解決できるよう努めていきます。