スタッフブログ
血液型と輸血
2022-01-27
季刊誌 ピペット Vol.33 秋号 より転載
「血液型と輸血」
血液型占いや血液型での性格診断など、
私たちの身近でもよく目にするようになった血液型。
こういった占いや診断でよく目にするのは
A型、B型、O型、AB型で表現されるABO式血液型ですが、
血液型の種類には他にも約300種類ほどあるのを
皆さんご存じでしょうか。
代表的なものとしては他にはRh式血液型があり、
ABO式血液型に続けて「+」や「-」でよく表現されます。
実はこのRh式血液型もCcDEeと5種類あり、
前述した「+」や「-」で表されるのはこの中のDについてとなります。
いずれも血液型は両親から遺伝によって受け継がれます。
さて、私たち臨床検査技師は、このような血液型に関する検査も担当します。
血液型を調べたり、血液の中に他の血液型に対する
抗体を保持していないかを調べたりします。
特殊な場合を除いては、これまで輸血を受けたり妊娠したりした経験のある場合に、
こういった他の血液型に対する抗体を保持する場合があります。
輸血が必要となった患者さんに対してはこうした検査を行って、
ひとりひとりの患者さんに合った輸血用血液製剤を選択します。
さらにその選択した製剤と患者さんの血液との反応をあらかじめ調べることで、
安全で効果的な輸血に繋げています。
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