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疾患情報

大腸肛門機能科

診断に必要な検査について

神経・筋検査

●肛門電気感覚検査
肛門内に直径5mmの細い棒状電極を入れて、徐々に電流を強めていきます。最初に電気刺激を感じた時の電流値(感覚閾値(いきち))を調べます。

(正常参考値)感覚閾値:2.9-6.3mA



●肛門括約筋筋電図検査
肛門内に直径5mmの細い棒状電極を入れて、肛門に力を入れない時(R)と力一杯しめた時(S)の肛門括約筋のはたらきを電気的に調べ、S/R比を測定し、外肛門括約筋の働きを調べます。

(正常参考値)S/R:3.1-8.7



●神経伝導検査
肛門内(図①)や仙骨部(腰のあたり)(図②)に刺激を加え、それに応じて肛門括約筋が収縮するまでの時間(潜時)を調べます。


(正常参考値)
①直接刺激法 潜時:2.5ms以下
②間接磁気刺激法 潜時:4.5ms以下