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メディア掲載情報

【新聞】平成28年5月1日付 熊本日日新聞にて高野正太医師の取材記事が掲載されました。

2016-05-17
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平成28年5月1日付 熊本日日新聞にて大腸肛門機能科部長高野正太医師の取材記事が掲載されました。

 

避難生活 健康に注意

水分を十分に適度な運動も 便秘!!

 避難生活が長引くと便秘で悩む人が増えてくる。生活環境の変化で便秘になり、水分や食事が不十分だと悪化しかねないという。専門家は「十分な水分と食事、運動が欠かせない」と呼び掛ける。

 大腸肛門病センター高野病院(熊本市中央区)の高野正太 大腸・肛門機能科部長は、「日常生活の少しの変化で便秘になることがある。トイレの回数を減らそうと水分や食事を控えると、また便秘になるという悪循環にもなる」と指摘する。

 水分を控えると、血の塊(血栓)が肺の静脈に詰まるエコノミークラス症候群も引き起こしかねない。不十分な食事では、ビタミンなどの栄養素も不足する。高野医師は「十分な水分を摂りながら食事をして欲しい。かんきつ類やバナナなどの果物、野菜ジュース、乳製品も積極的に摂取を」と助言する。

 運動も重要で、ラジオ体操をしたり、寝たまま体をひねってストレッチをしたり、30分程度の散歩をしたりすることが効果的だという。「高齢者の場合、ボランティアが食事の配膳をしてくれることがあるが、可能ならば自分で取りに行く方が運動になる。横になってばかりではなく、少しづつでの体を動かしてほしい」

 しっかり睡眠を取り朝食を食べたら、「便意がなくてのトイレに座ってみること」と高野医師。「避難所ではトイレが遠いなどの事情もあるだろうが、トイレに行くのも運動になる。便秘は万病のもと。軽視せず、早めの対処が大切」と反している。(森本修代) (2016年5月1日熊本日日新聞朝刊より転載)

 

 

 大腸・肛門機能科

 


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