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【情報誌】お尻の悩みは放置せず女性専用外来で、お気軽に相談を(リビング熊本2015.9.5掲載)
2015-09-05
ホットライン
大腸・肛門科 お尻の悩みは放置せず女性専用外来で、お気軽に相談を
大腸肛門疾患の専門病院として、多くの難治症例の手術も手掛ける高野病院。出血や痛みなどの症状を抱えていても、受診への心理的なハードルが高いお尻の悩みについて、辻副院長に伺いました。
女性に配慮し木曜と土曜に女性専用外来を開設。自己判断をせず、まずは受診を
―お尻の病気は我慢しがちと、よく聞きます。
辻医師 出血や痛みがあっても、命に関わることではないからと放置したり、市販の薬でしのぐ方も多いですね。特に女性は、「病院に行くのが恥ずかしい」という理由が、受診を妨げていることも多いようです。 ―注意が必要な症状とは? 辻 排便時に痛みや出血がある場合は、痔核(いぼ痔)、裂肛(切れ痔)、痔ろう(あな痔)が疑われます。放置すると治療が長引いたり、痔との思い込みから大腸がんを見逃す危険性もあります。 当院には、大腸肛門病学会の専門医が12名在籍しています。また消化器外科・消化器内科、泌尿器科、さらには精神面からのサポートができる心療内科もあります。大腸肛門に関するすべての病気に対応することができますから、早期発見・早期治療のためにもまず専門医を受診されることをお勧めします。
―痔の治療は、痛い・長引くという印象も…。
辻医師 痔の種類や症状によって治療法は異なり、短期間で症状を軽減したいのか、再発の心配がないよう入院してしっかり根治手術を行うのかなど、選択肢はさまざまです。痛みは鎮痛剤でコントロールすることもできます。
―こちらでは「女性専用外来」を設けていらっしゃるそうですね。
辻医師 ええ。毎週木曜日の午後は女性医師が、第1・3土曜の午前中は私と肛門科部長の高野正太医師が担当しています。完全予約制で医師以外のスタッフは女性なので、気兼ねなく来院いただけると思います。 秋の大型連休を療養にあてるのもよい機会ですので、まずは連休前に受診してご相談ください。
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