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直腸肛門機能検査・訓練部門

直腸肛門の機能を多角的に検査し、主に排便障害(排便困難・便失禁・便意頻回など)における直腸肛門の機能の回復を目指して訓練を行っています。

内圧

直腸肛門機能検査

直腸肛門内圧検査

直腸肛門内に直径約5mmの細い管(圧センサー)を入れて、肛門に力を入れない時(最大静止圧)や力一杯しめた時(最大随意圧)の肛門のしまる強さを測定します。

直腸肛門律動波検査

直腸および肛門は常に律動的に活動しています。直腸肛門内に圧力センサーを入れて、律動波の頻度や振幅を分析します。

排出圧検査

日常で排便する時のように息んでもらい、その時の腹圧のかかり方(直腸圧)と肛門の緩み方(肛門圧)を調べます。

肛門括約筋筋電図検査

肛門内に直径約5mmの細い棒状電極を入れて、肛門に力を入れない時と力一杯しめた時の肛門括約筋の働きを電気的に調べ、外肛門括約筋の働きを調べます。

陰部神経伝導検査

肛門に来ている陰部神経の働きを調べます。肛門内から直接電気刺激を神経に与え、仙骨と肛門の間にある神経を電気が伝わる時間(潜時)を測ります。

肛門管粘膜電流感覚(肛門電気感覚)検査

肛門内に直径約5mmの細い棒状電極を入れて、徐々に電流を強めていきます。最初に電気刺激を感じたときの電流値(感覚閾値)を調べます。

直腸感覚検査

直腸内にバルーンを入れて、少しずつ空気を入れて膨らませながら、最初に拡張を感じた時の量(初期感覚閾値)、便意を感じてトイレに行く時の量(便意発現最少量)、便意を我慢できなくなった時の空気の量(最大耐容量)を調べます。

 

直腸肛門反射検査

直腸内にバルーンを入れて、膨らませた時の肛門の反応を調べます。機能が正常な場合は、直腸内でバルーンが膨らんだ時に、肛門は反射的に弛緩します。

 

バルーン排出検査

肛門内にバルーンを入れて膨らませ、自力で息んで排出できる量を調べます。

 

肛門コンプライアンス検査

肛門内にバルーンを入れて、一定量の空気を注入し続けた時の肛門圧を測定し、肛門の緊張度を調べます。

直腸肛門機能回復訓練

肛門括約筋機能回復訓練

肛門内圧や筋電図の波形を見ながら、正しい肛門の収縮と弛緩の方法を習得する訓練です。 (対象)肛門の筋力低下や、奇異性収縮が見られる場合等に行います。

排出機能訓練

日常における排便の姿勢、トイレでの力む時間などの排便習慣をチェックし、指導します。

空気を入れたバルーンを排出しながら、腹圧のかけ方、力み方を習得する訓練です。肛門の緊張が強く肛門がうまく広がらない場合は、バルーンを留置して肛門を締めたり緩めたりして緊張を緩めます。

(対象)直腸と肛門との共同の働きが悪くなって排便が困難になった場合や、便を排出する力が低下した場合等に行います。
直腸感覚訓練

直腸内にバルーンを入れて、空気を少しずつ入れ膨らませて、感覚が鈍化したら再び空気を送気することを繰り返し、便の貯留能を高める事を目的とした訓練です。

(対象)直腸の感覚が過敏で直腸に便を貯めることが出来ない場合に行います。