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検査情報

CT検査

大腸がん、ポリープに関する検査 –CT colonography検査-

大腸肛門病の専門病院という立場から、2002年よりCTによる新たな取り組みを開始しています。大腸検査は恥ずかしい、痛いなどの理由で検査を避けられる方が多くいらっしゃいます。放射線科では「精度が高く、より負担の少ない大腸検査」をスローガンに、注腸X線検査で得られた技術を応用しCTによる大腸ポリープの診断に取り組んできました。当初、最新の大腸解析ソフトを導入し、熊本大学の協力のもと大腸病変の描出に改良を重ねてきました。2006年には大腸ポリープの自動抽出機能を付加したColonVCARを導入し、その評価を行いました。現在では商品化され、高野病院の実績も全国に認められています。また2012年の診療報酬改定ではCTによる大腸検査が保険適応認められ、これも当院を含め日本の専門施設による取り組みが認められた結果と考えます。 2012年9月に64列マルチスライスCTおよび最新ソフトを内蔵した画像処理装置の導入を行いました。世界に通じる大腸検査施設として今後も大腸がん撲滅に向けた検査の開発に取り組んでまいります。
 

大腸CT検査(CT colonogaraphy)による画像

〔症例1〕 直腸癌 2型 、ポリープ多発

また、大腸癌における腹腔鏡下手術においても、安全かつ迅速に遂行できるように大腸、動脈、静脈などを術前にイメージできるように手術支援画像を提供しています。

 

〔症例2〕手術支援画像 上行結腸癌、上腸間膜動静脈を描出

 

大腸CT検査のご案内