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疾患情報

心療内科(ストレス内科)

過敏性腸症候群(IBS)

過敏性腸症候群(IBS)の検査
どんな検査が行われるの?
IBSでは炎症や腫瘍などの身体の異常がないのが前提です。
しかし、血便、発熱、体重減少などの身体疾患を示唆する症状がある場合には必ず検査を行い感染性腸疾患、潰瘍性大腸炎、クローン病など、ほかの病気でないことを確認する必要があります。主に以下のような検査があります。

 
 
血液検査 血液を採取して血液中のいろいろな成分を測定します。
便潜血検査2日法 2日間の検便で、便に血液が混じっていないか調べます。
腹部単純X線検査 X線(レントゲン)で腹部の撮影を行い、臓器、消化管ガスや便の状態を調べます
腹部超音波検査 エコー(超音波)を利用して肝臓、胆嚢、膵臓、脾臓、腎臓などの臓器を観察します。
注腸X線検査 肛門よりバリウムと空気を注入して大腸の形態や大腸粘膜の状態、炎症・腫瘤の有無をX線で観察します。下剤による前処置が必要です。
全大腸内視鏡検査 肛門より内視鏡を挿入して大腸全体の粘膜の状態や炎症・腫瘍の有無を調べます。下剤による前処置が必要です。
経口大腸造影検査 食物が排泄されるまでの便の通過状態や大腸の緊張の程度と形態などをX線(レントゲン)で調べます。

▲下線つきの文字をクリックするともう少し詳しく解説しています。