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疾患情報

消化器外科

大腸がん

大腸がんの治療(内視鏡治療)

ポリペクトミー


ポリープの基部をスネアという特殊なワイヤーで締めつけ、高周波電流を流して切除する方法です。

ポリペクトミ

 

クリップによる切除断端の縫縮


ポリープ切除後の創部を縫縮することにより、治療後の出血や穿孔などの偶発症を防止します。
クリップは数日から数週間後に自然に脱落し、排便とともに排出されます。たとえクリップが残っていても除去する必要はありません。

クリップによる切除断端の縫縮

 

内視鏡的粘膜切除術(EMR)


適応: 平坦なポリープ・腫瘍、基部が大きなポリープ・腫瘍、表面型腫瘍
ポリペクトミーでは完全に切除できない場合に行います。
ポリープの基部に薬液を注入し、ポリープや腫瘍を十分に浮き上げたうえで切除する方法です。

内視鏡的粘膜切除術(EMR)

 

特殊な治療:内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)


病変の基部および周囲に薬液を注入し十分に浮き上げて、周囲を切開し粘膜下層を剥離していく方法です。

利点:EMR でも切除が難しい病変が治療司能になり、適応が拡大しました。
   一括切除による正確な病理学的診断が可能です。

欠点:高度な技術を要する、熟練した医師に限られる、治療時聞が長い。
   偶発症発生率が高い(特に穿孔)。

内視鏡的粘膜下層剥離術(ESO)1

内視鏡的粘膜下層剥離術(ESO)2