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疾患情報

大腸肛門機能科

排便障害(便秘・便もれ)

腸膣壁弛緩症 (ちょくちょうちつへきしかんしょう)rectocele(レクトシール)直腸瘤(ちょくちょうりゅう)

 

腸膣壁弛緩症 (ちょくちょうちつへきしかんしょう)rectocele(レクトシール)直腸瘤(ちょくちょうりゅう)

 直腸瘤(りゅう)は直腸膣壁弛緩症(ちつへきしかんしょう)やレクトシールとも呼ばれ、直腸と膣の間の壁が薄くなり、直腸が膣の方へ袋状に突き出てくるものです【図参照】。便を出そうと力んでも、この袋に便が溜まり外に出にくくなります。自分の指で膣の後方の壁を押して便を出すという、特殊な排便方法をされている方もいらっしゃいます。

 長い間便秘の女性は、便が硬くなり、排便時に力むほど直腸内に圧力がかかって、直腸から膣側
に袋が出来てしまうことに。長期間便秘に悩んでいる女性こそ、注意が必要です。

 軽度なら、下剤で便を柔らかくし肛門から出やすくする方法をとりますが、多くの場合は手術が選択されます。
  膣の後ろ側を切開して、直腸の壁を縫い閉じる『膣壁縫縮術』という方法をとります。1週間~10日ほどの入院が必要ですが、大半の患者さんに改善が見られます。