MENU

閉じる

炎症性腸疾患(IBD)センターInflammatory Bowel Disease Center

炎症性腸疾患(IBD)センター

炎症性腸疾患患者さんを チームが一丸となってサポート

クローン病や潰瘍性大腸炎など原因不明の消化管難病への対処は重要な問題です。
炎症性腸疾患(IBD)センターは、これらの病気に対して専門医が最新の治療法を行い、チーム全体で一人ひとりの患者さんを支え、早期診断、治療、社会復帰への支援体制、医療連携による患者さんのフォローアップに取り組んでいます。

「炎症性腸疾患(IBD)センター」とは…

難病である炎症性腸疾患(IBD)に伴って現れる病気も 各科各部署がチームとなって治療にあたり、患者さんに寄り添う医療を実践します。

  • チーム医療
  • 患者さんの人生に寄り添う
  • 専門的な治療を実施

IBD LETTER
(当院情報誌)
IBD LETTER ボタン

  • 炎症性腸疾患の患者さんをどのくらい診ていますか?

    A

     炎症性腸疾患のうち、2015年の実績では、潰瘍性大腸炎が543人で、この病気の熊本県在住の約5人に1人が当センターで治療されています。一方、クローン病は238人で、熊本県で約3人に1人が当センターで治療されています。さらに炎症性腸疾患に苦しむ患者さんをより多く治療していきたいと考えています。

    カンファレンス風景

    安心して治療を受け、日常生活を送っていきたいのですが?

    A

     当センターは、炎症性腸疾患の専門医師をはじめ、看護師、薬剤師、管理栄養士、臨床検査技師、臨床工学技士、診療放射線技師、医療ソーシャルワーカー、理学療法士などがチームとなって一人ひとりの患者さんのために治療だけでなく、日常生活における生活へのアドバイスなど、それぞれの専門スタッフがあらゆるサポートをしています。
     もちろん、QOL(生活の質)を保ちながら治療を受けられるような方法をとっていきます。定期的な経過観察により、炎症性腸疾患の長期り患が原因のがん化例をはじめ、大腸肛門の病気、さらには腸管以外の合併症を早期発見し、他センターと連携しながら治療していきますのでご安心ください。

    炎症性腸疾患専門の特殊な治療も受けられるのですか?

    A

     従来の薬物療法の他に炎症に関連する悪さをする白血球を選んで除去するCAP療法を臨床工学技士が担当しています。また、炎症時に大量に産生される抗体を叩くレミケード療法という点滴治療を行い、土曜日にも治療が可能です。自己注射できるヒュミラ療法も数多く実施しています。さらにはシンポニー®、ステラーラ®など新しい生物学的製剤による治療を行います。
     在宅輸液療法が必要な在宅療養の患者さんに対してもチームで対応し、患者さんやご家族が不安なく療養できる方法を提供します。

  • 県内をはじめ、九州、全国の病院や大学とも研究を進めているのですか?

    A

     当センターは、炎症性腸疾患の専門施設として診療だけでなく、さまざまな研究活動、臨床試験に参加して確実に結果を出し、医療の質を向上させていくことが使命だと考えています。
     炎症性腸疾患の患者さんは年々増えていますが、この診療は、専門的な知識や技術が必要で、多くの医療機関と連携し、常に切磋琢磨して、叡智を結集していくことが大切です。将来の新しい炎症性腸疾患の診断学、治療学を進歩させていくためにも連携は重要です。
     九州大学、福岡大学、宮崎大学、長崎大学などと共に、炎症性腸疾患に対する多施設共同研究に参加しています。他にも全国有数の病院や大学とともに数々の研究活動を行っており、今後もさらに研究活動を広げていきたいと考えています。

    県内や九州エリアで炎症性腸疾患についてのネットワークづくりを目指しているのですか?

    A

     炎症性腸疾患のネットワークづくりは重要です。新病院に移り、さらに活動を活発にしていきたいと考えています。県内では、『熊本IBDカンファレンス』、そして医療スタッフの交流の場である『熊本IBDの集い』といった会を主催し、当センター長の野崎良一が代表世話人を務めています。
     さらに県外でも、特に九州中南部において、当センターは、炎症性腸疾患診療病院としての中心的な役割を担う必要があります。『西南九州下部消化管疾患セミナー』『南九州IBD Expert Meeting』といった研究会も主催しています。同時に『熊本IBD患者会』への活動支援や患者支援センターを活用した連携の強化なども目指します。
     県内、九州エリアのネットワークを構築し、講演会、研修会などの啓発活動も充実させ、一丸となって炎症性腸疾患の診療を少しでも多くの医療施設が理解し、患者さんと連携し合って実践できるように努めていきます。

  • 不安なことを相談できる窓口はありますか?

    A

     炎症性腸疾患の患者さんは、病状や治療についてのことはもちろん、学業や仕事、その他日常生活のなかで心配なことが数多くあることでしょう。
     当センターのスタッフは、どの専門職のスタッフも、できるだけ患者さんに寄り添えるようにと日頃から考えています。
     心療内科医や医療ソーシャルワーカーなど専門家もいます。新病院では、診療室の隣の分かりやすい場所に相談窓口を設けましたので、診察時になかなか相談できない疑問や不安なことなどを相談していただけますのでどうぞご活用ください。

    医療ソーシャルワーカーの相談窓口

    炎症性腸疾患の患者同士が触れ合える場はあるの?

    A

     当院には炎症性腸疾患についての患者会が2つあります。『潰瘍性大腸炎を考える会』と『療友会(クローン病の会)』です。同じ病気の人たちと触れ合うことで、日常の不安や辛さなどを和らげられ、情報交換もできます。
     2つの会が合同で参加できる『高野会健康教室』を年に3回開催しており、医師、看護師、薬剤師などへの医療相談もできます。また、個々に対応した栄養指導、栄養教室を年4回行っています。

    炎症性腸疾患患者会の健康教室

    不安なことを相談できる窓口はありますか?

    A

     当センターでは、『IBDレター』というニュースレターを年に3回発行しています。内容はチームのスタッフたちが、医療知識、薬についての知識、生活の知恵、食事レシピなどを寄稿し、内容も充実しています。現在までに35号発行してきました。馴染みのスタッフが代わる代わる登場していますので、ぜひご一読ください。バックナンバーは当院のホームページからダウンロードできます。
     また掲載されていた情報で気になるものがあれば、ぜひお声がけください。ご意見ご感想もお待ちしています。

    IBDレター

炎症性腸疾患(IBD)センター ご来院の方

  • 消化器内科」を受診ください。
  • ― 初めての方 ― ご予約の必要はございません。お気軽にご来院ください。
  • 紹介状をお持ちの方はお電話にてお問合せください。
  • ― 2回目以降の方 ―
    ご予約をお勧めしております。診察時またはお電話にてご予約ください。