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【人間ドック】マンモグラフィ検査と乳腺超音波検査どちらがいいの?
2018-06-21
乳がん検診はマンモグラフィ検査と乳腺超音波(エコー)検査どちらがいいの?
乳がん検診を受けようと思われたことのある女性の方は「マンモとエコーどちらがいいの?」と悩まれたことはありませんか?
当院の人間ドックでは「マンモグラフィ検査と乳腺超音波検査の併用検査」をお勧めしています。両検査には長所と短所がありますのでそれぞれを補いがんの発見率を高めるために両方の検査を受けることをお勧めしています。
少し詳しくご説明します。
厚生労働省では、40歳以上の方には2年に1回のマンモグラフィ検査を推奨しています。
このマンモグラフィ検査は、死亡減少効果が科学的に証明された唯一の乳がん検診方法です。
一方、乳腺超音波検査は、今のところは死亡減少効果が科学的に証明された検査ではありませんが、マンモグラフィと乳腺超音波検査とでは、検出しやすい病変に違いがあるのでどちらが優れているとは簡単には言い切ってしまえないところがあります。
市町村で実施されている乳がん検診では、40歳以上の方にはマンモグラフィ、乳腺が発達している40歳未満の方には乳腺超音波を推奨されているところも多いようです。
任意で検査を選択できる当院の人間ドックでは、相互補完的な要素をもつマンモグラフィと乳腺超音波の併用検査をお勧めしています。
検査方法 | 利点 | 欠点 |
マンモグラフィ検査 |
●微細な石灰化物も検出できるため、乳がんの早期発見に有効です。 (石灰化物は白く映ります) |
●乳腺が発達していると、乳腺は白く映るため病変の判断がつきにくくなります。 ●検査は乳房を圧迫して検査するため痛みを感じることがあります。 (痛みの感じ方は個人差があります) ●X線を使用するため僅かですが、放射線被爆を伴います。 |
乳腺超音波 |
●乳房に超音波をあてることで 腫瘤(しゅりゅう)などの病変を検出できる。 (腫瘤などの病変は黒くみえる傾向があります) ●放射線被爆や痛みもほぼありません。 ●妊娠中も検査が可能です。 |
●乳腺の石灰化物などは検出しにくい。 |
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