スタッフブログ
【検査科】感染症の検査って何をするの?
2017-03-22
こんにちは、検査科です。
今日は検査科の業務の一部でもある、感染症の検査と院内感染対策について簡単にご紹介したいと思います。
発熱や下痢などの症状から、臨床的に細菌感染やウイルス感染が疑われる場合に感染症の検査が行われます。感染症の検査には、黄色ブドウ球菌や腸内細菌などの細菌を直接調べるもの、細菌が出す毒素の有無を調べるもの、重症細菌感染症有無を調べる血液検査、迅速キットを使用したインフルエンザなどのウイルス検査・・・などなどたくさんあります。
まず臨床症状に応じて喀痰や糞便などの検査材料が提出され、目的に応じた検査を行います。症状の原因となる菌やウイルスの存在を調べ、細菌が原因である場合は、適切な治療を行うために有効な薬剤についても検査します。
検査科には、院内感染対策委員会に検査技師2名が所属しています。
院内感染対策チーム(ICT)の一員として、院内感染が起こることの無いように、耐性菌などの検出状況は迅速に発信しています。また、院内ラウンドを週に1回行って、院内の感染対策の状況確認や他職種への情報提供を積極的に行っています。
診断・治療の手助けとなるよう、より迅速かつ正確な検査結果を提供できるように努めていきたいと思います。
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