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【消化器外科】医療の進歩と伝統的側面

2016-12-12
ブログ更新情報

 消化器外科医の岩本です。

 約半年ぶりの投稿です。閲覧されている方には誰かなと思っておられる方も少なくないと思います。前回震災とオストメイト(ストーマ保有者)について掲載しました。今回は、医療全般について最近感じることを2点お話したいと思います。

 まず、医療・医学の進歩について、今年は癌治療全般を再学習する機会に恵まれ(?)、抗癌剤を含む癌治療の発展に驚きました。分子標的薬という担癌状態で破綻した遺伝子や生理機能を調整する治療薬が種々発見され認可されたことです。

 ついで、医療の伝統的な側面です。医学とは若干異なる観点ですが、具体的には和漢方、中国伝統医学や食事(食生活)といったものです。科学的な裏付けが少ないですが、疾病を予防し時に症状を緩和することが注目されています。

 前者は受動的かつ非日常的、後者は能動的かつ日常的特徴を有します。

 また、私は日常診療で、検診を含め未病、早期発見をオススメしていますが、最近は受診の動機で検査を希望される方が増え、一般の方の予防や疾病の早期発見への関心が高いことを改めて知らされています。

 

 


タグ: 消化器外科
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